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会議のアジェンダとは?書き方・テンプレート・作り方を解説
公開日:2026.07.31
更新日:2026.08.07
会議の進行を任されたものの、アジェンダをどのように作ればよいかわからず悩んでいませんか。議題を箇条書きにするだけで十分なのか、どこまで詳しく書けばよいのか迷う人も少なくありません。
実は、アジェンダの内容次第で会議の質は大きく変わります。目的や時間配分が曖昧なまま始めると、話が脱線して結論が出ないまま時間だけが過ぎてしまうこともあります。一方で、ポイントを押さえたアジェンダを事前に共有しておけば、参加者が準備しやすくなり、限られた時間でも効率よく議論を進められます。
この記事では、会議のアジェンダとは何かという基本から、記載すべき項目、作り方や書き方のポイント、そのまま使えるテンプレートまでわかりやすく解説します。さらに、AIを活用してアジェンダ作成や議事録作成を効率化する方法も紹介します。
会議のアジェンダとは?目的と必要性を解説

会議を効率よく進めるためには、事前にアジェンダを作成して参加者全員で内容を共有することが重要です。ここでは、アジェンダの基本的な意味や議事録との違い、作成するメリットについて解説します。
会議のアジェンダとは?
アジェンダとは、会議で話し合う内容や進行順、目的などを事前に整理した進行計画書のことです。会議名や日時、議題、各議題にかける時間、ゴールなどをまとめておくことで、参加者全員が会議の流れを把握しやすくなります。
また、事前に共有しておけば必要な資料や意見を準備できるため、議論がスムーズに進みやすくなります。
アジェンダと議事録の違い
アジェンダと議事録は役割が異なります。アジェンダは会議の前に作成し、当日の進行や議論の目的を共有するための資料です。
一方、議事録は会議後に作成し、話し合った内容や決定事項、今後の対応などを記録します。つまり、アジェンダは会議を円滑に進めるための計画書、議事録は会議の結果を残すための記録という違いがあります。
会議でアジェンダを作成するメリット
アジェンダを作成すると、会議の目的や議題が明確になり、参加者全員が共通認識を持って議論に臨めます。その結果、話題が脱線しにくくなり、限られた時間でも効率的に結論を導きやすくなります。
また、事前に必要な情報を整理したり資料を準備したりできるため、発言の質が向上する点もメリットです。会議終了後も、アジェンダをもとに議事録を作成しやすくなるため、会議全体の運営効率向上につながります。
会議のアジェンダに入れるべき項目

アジェンダのメリットを活かすには、議題だけを並べるのではなく、会議に必要な情報を漏れなく記載することが大切です。ここでは、会議をスムーズに進めるために知っておきたい基本項目を紹介します。
①会議名・日時・参加者
まずは、会議の基本情報を記載します。会議名、開催日時、場所(オンラインの場合は会議URL)、参加者を明記しておくことで、誰が・いつ・どこで参加する会議なのかが一目でわかります。
また、欠席者や発表担当者がいる場合は、あわせて記載しておくと当日の進行がスムーズです。
②会議の目的・ゴール
会議を開催する目的と、終了時に目指すゴールを明確に記載しましょう。
例えば、「新商品の販売戦略を決定する」「プロジェクトの進捗を確認し課題を整理する」など、具体的に書くことが重要です。目的が共有されていると議論の方向性がぶれにくくなり、参加者も必要な準備を進めやすくなります。
③議題・進行順・時間配分
議題は重要度や進行しやすさを考慮して順番を決め、各議題にかける時間の目安も設定します。
例えば、「進捗報告10分」「課題整理20分」「今後の対応決定15分」のように記載すると、時間配分を意識しながら会議を進められます。終了予定時刻を守りやすくなるため、長時間化の防止にも効果的です。
④決定事項・担当者の記録欄
アジェンダには、会議中に決まった内容を書き込める欄を設けておくのもおすすめです。決定事項や今後の対応、担当者、対応期限をその場で記録すれば、会議後の認識違いを防げます。
また、この内容をもとに議事録を作成できるため、記録業務の効率化にもつながります。
会議のアジェンダの作り方と書き方のポイント

アジェンダは項目を埋めるだけでは十分ではありません。会議の目的や参加者を意識しながら作成することで、議論がまとまりやすくなります。ここでは、実践しやすいアジェンダ作成の手順と書き方のポイントを紹介します。
会議の目的を明確にする
まずは、何のために会議を開くのかを明確にしましょう。目的が曖昧なままでは、議題が増えすぎたり、話が脱線したりする原因になります。
例えば、「進捗を共有する」「課題を洗い出す」「施策を決定する」など、会議終了時にどのような状態を目指すのかを具体的に設定することが大切です。目的が明確になれば、必要な議題や参加者も自然と整理しやすくなります。
議題に優先順位をつける
議題は思いついた順に並べるのではなく、重要度や緊急度を考慮して優先順位を付けましょう。特に意思決定が必要な議題や時間がかかりそうな内容は、参加者の集中力が高い会議の前半に配置するのがおすすめです。
一方で、共有事項や連絡事項など比較的短時間で終わる内容は後半にまとめると、時間切れで重要な議論ができなくなるリスクを減らせます。
議題ごとに時間を設定する
各議題には、あらかじめ目安となる時間を設定しましょう。時間配分を決めておくことで、一つの議題に時間を使いすぎることを防ぎ、予定どおりに会議を進めやすくなります。
例えば、「議論内容確認10分」「意見の出し合い15分」のように具体的に記載すると、司会者だけでなく参加者も時間を意識しながら発言できます。必要に応じて質疑応答の時間も確保しておくと安心です。
事前共有して参加者に準備してもらう
作成したアジェンダは、会議当日ではなく事前に共有することが重要です。参加者が議題を確認できるため、必要な資料を準備したり、自分の意見を整理したりする時間を確保できます。
また、事前に内容を確認してもらうことで、この議題も追加したい、あの人に参加してもらった方が良い、といった意見を反映しやすくなります。結果として、会議当日の進行がスムーズになり、より質の高い議論につながります。
悪い例と良い例を比較する
アジェンダは、内容が具体的であるほど参加者に伝わりやすくなります。
[悪い例]
・進捗確認
・課題
・その他
このような書き方では、何を話し合うのか、どのような結論を目指すのかがわかりません。
[良い例]
・プロジェクト進捗の確認(10分)
・現在の課題と対応策の検討(20分)
・今後のスケジュール、担当者の決定(15分)
このように議題の内容や時間配分、目的まで記載すると、参加者全員が会議の流れを把握しやすくなり、限られた時間でも効率よく議論を進められます。
そのまま使える!会議アジェンダのテンプレート

アジェンダは毎回ゼロから作成する必要はありません。会議の種類に合わせたテンプレートを用意しておけば、必要な項目を入力するだけで効率よく作成できます。
ここでは、さまざまな会議で活用しやすいテンプレートと具体例を紹介します。
汎用的な会議アジェンダテンプレート
会議の種類を問わず利用しやすい基本的なテンプレートです。必要に応じて項目を追加・削除して活用しましょう。
—————
会議名 〇〇会議
日時 〇〇〇〇年〇月〇日 〇:〇〇~〇:〇〇
場所 会議室名またはオンライン会議URL
参加者 氏名・部署
会議の目的 今回の会議で達成したい内容
議題 議題①(〇分)
議題②(〇分)
議題③(〇分)
決定事項 会議中に記入
担当者・期限 担当者と対応期限を記入
—————
このようなフォーマットを用意しておくと、毎回一から作成する手間を減らせるだけでなく、会議ごとの品質も統一しやすくなります。
定例会議のアジェンダ例
定例会議では、毎回扱う内容が決まっていることが多いです。上記のテンプレートを派生させ、テンプレート化すると効率的です。
追加する事項は以下の通りです。
・前回の振り返り(5分)
・各担当者の進捗報告(15分)
・課題・相談事項の共有(15分)
・今後のスケジュール確認(10分)
・決定事項・次回までの担当確認(5分)
毎回同じ流れで進めることで、参加者も準備しやすくなり、会議時間の短縮にもつながります。
プロジェクト会議のアジェンダ例
プロジェクト会議では、進捗だけでなく課題や意思決定が重要になります。前述のテンプレートに追加する事項は以下の通りです。
・プロジェクト全体の進捗確認(10分)
・現在発生している課題の共有(15分)
・対応方針・担当者の決定(20分)
・今後のスケジュール確認(10分)
・次回会議までのアクション整理(5分)
特に、担当者と対応期限を明確に決めておくことで、会議後の作業漏れや認識のズレを防ぎやすくなります。
AIを活用して会議のアジェンダ作成を効率化

アジェンダはテンプレートを活用するだけでも作成時間を短縮できますが、さらに効率化したい場合はAIの活用がおすすめです。会議の目的やテーマを入力するだけでたたき台を作成できるため、準備の負担を大幅に軽減できます。
AIでアジェンダを作成するメリット
生成AIを活用すれば、会議のテーマや目的を入力するだけで、議題や進行順、時間配分を含めたアジェンダの案を短時間で作成できます。一から内容を考える必要がないため、準備時間を削減できるのが大きなメリットです。
また、定例会議やプロジェクト会議など、会議の種類に応じたテンプレートを提案してもらえるAIツールもあります。過去のアジェンダを参考に内容をブラッシュアップすることもできるため、継続的な業務改善にも役立ちます。
AIで作成するときの注意点
AIが作成したアジェンダは、そのまま利用するのではなく内容を確認して調整することが大切です。会議の目的に合っていない議題や、自社の業務に適さない表現が含まれる場合もあります。
また、機密情報や社外秘の内容を入力する際は、利用するAIツールのセキュリティやデータの取り扱いを事前に確認しましょう。AIはあくまで作成をサポートするツールとして活用し、最終的な内容は人が確認することが重要です。
議事録作成まで一緒に効率化できる
近年は、アジェンダ作成だけでなく、会議の録音・文字起こし・議事録作成まで一括で対応できるAIツールも増えています。事前に作成したアジェンダをもとに会議を進め、そのまま議事録まで自動生成できれば、会議前後の業務負担を大幅に削減できます。
特に会議の回数が多い企業では、アジェンダ作成と議事録作成をAIで効率化することで、本来時間をかけるべき議論や意思決定に集中しやすくなります。目的に合ったAIツールを活用し、会議全体の生産性向上につなげましょう。
まとめ
会議のアジェンダは、議題を並べるだけの資料ではなく、会議の目的や進行を明確にし、限られた時間で成果を出すために欠かせないものです。会議名や目的、議題、時間配分、決定事項などの基本項目を押さえて作成することで、参加者全員が共通認識を持って議論を進められます。
また、用途に応じたテンプレートを活用すれば、毎回一から作成する手間を減らすことができます。さらに、AIを活用すればアジェンダのたたき台作成から議事録作成まで効率化でき、会議前後の業務負担も軽減できます。
まずは本記事で紹介した作り方やテンプレートを参考に、自社の会議に合ったアジェンダを作成してみましょう。継続的に改善しながら運用し、より生産性の高い会議につなげてください。
どこにありますか。

